Bokeh Calc Pro


4.0 ( 0 ratings )
ユーティリティ 写真/ビデオ
開発者 Masayuki Iwasaki
無料

ポートレートやマクロ撮影などで、前景と背景のボケ具合、つまり前ボケ量と後ボケ量を予測するアプリです。

AppBankで紹介されました。


ピントを合わせた物体(主被写体)の前または後にある物体はピンボケになりますが、今までのボケ量の計算式はかなり難解でした。

その理由は、ボケ量つまりボケ円径をどこで測るかが曖昧だったからです。撮像板の上にできるボケ円だったり、モニタやプリント上でのボケ円だったり。しかしそれらは、あまり実用的ではありません。

カメラマンが知りたいのは、主被写体に対する見かけのボケ円径です。たとえば、モデルの背景にある点光源のボケ円が、耳と同じ大きさだ、とか。

見かけのボケ円径を使えば、撮像板サイズやモニタサイズは関係ありません。

このアプリを使ってボケを自在にコントロールし、ワンランク上をめざしてみませんか?

撮影前の予測だけでなく、レンズ購入前の検討にも重宝すると思います。


【使い方】
・以下の4つの値のどれかにタッチして、スライダーを使って入力します。
......1...Focal Length 撮影レンズの焦点距離
......2...Aperture 絞りのF値
......3...Object Distance 撮影距離(撮像板から主被写体までの距離)
......4...Illuminant Distance 点光源の距離
・見かけのボケ円径が画面中央にミリ単位で表示されます。
・画面上方の画像に、主被写体(モデル)に対するボケ円径が表示されます。
・モデルが持っている物差しで、左端にある白の点光源のボケ円半径を確認できます。
・例えば、モデルに対して2mmのボケまでは許容できると決めれば、被写界深度を求めることも可能です。


【注意】
・焦点距離は、35mm判換算値ではなく、実際の焦点距離を入力してください。
・35mm判換算の焦点距離を入力したい場合は、F値にも換算倍率を掛けてください。
・理想的なレンズを仮定して計算しています。
・実際のレンズは、カタログ値と多少の誤差があります。
・至近距離では焦点距離がかなり短くなるレンズもあります。
・本アプリはボケを予測するだけで、写真にボケ効果を加えるものではありません。